【 保護者会でお話したこと 】

先日の保護者会にたくさんの皆様にお集まりいただきありがとうございました。その折にお話させていただいたことに少し書き加えて、皆様にご報告したいと思います。

まずこども園が開園して1カ月が経ち、子ども達も少しずつではありますが、新しい環境に慣れてきたところです。朝からずっと泣き続けていた子も少しずつ自分の好きな遊びを見つけたり、仲良しの友達や先生と笑顔で過ごす時間が増えてきました。

そんな中で、いくつかいただきましたご指摘についてご紹介したいと思います。

1.先生達の対応が事務的でもっとやわらかい雰囲気が欲しい。相談事があっても気軽に声をかけられない。連絡ノートも園での生活が見えてこない。

● この件については、我々も反省するところが多いです。毎日泣きながら登園してくる目の前の子ども達に対応するのに一杯一杯で、親御さんとの会話ややりとりに余裕がなかったのだと思います。ただ先生方は朝早くから夜遅くまで、本当に一生懸命に頑張っているところです。もう少し時間をください。皆さんからの心配事や相談事に関してはいつでもどんな方法でも良いので、遠慮なさらずにおっしゃってください。一つ一つ誠実に対応していきたいと思います。

2.給食が精進料理のようで、栄養価やバランスはとれているのか。子どもにとり、楽しい食事であるのでしょうか?

● こども園で提供させていただいている給食の食材は、厳選しています。化学調味料や食品添加物の入ったものや冷凍食品、加工食品は使わずに、本当の意味で子ども達の体に良い素材を集めて調理しています。献立は玄米菜食中心に、?メフォスの栄養士さんが栄養価やバランスを考えて組み立てていますのでご安心ください。

● 福島原発の影響で心配されています放射性ヨウ素の拡散に対してですが、事前に天然のヨウ素を蓄えておくことで放射性ヨウ素を体内に取り込まないようにするために、毎日の給食でだし昆布やとろろ昆布を少量ずつでも取り続けるように配慮しています。

● 近いうちに保護者の皆様に子ども達と一緒に実際に食べていただく機会を設けたいと思いますので、その際は是非ともご参加ください。

3.お昼寝が充分にとれているのか?バスの中で寝るのとは違うのでは。

● お昼寝に関しては特に年中児を対象にアンケート調査を実施して、本人の気持ちや親御さんの考えをお聞きしながら、個別に対応していくことにいたしました。その結果、1/3のお子さんがお昼寝する、1/3が子どもの状況を見て判断する、1/3がお昼寝せずに遊ばせる、ということになりましたので、5月9日(月)からそのように対応させていただきたいと思います。まだアンケートを提出されていない方は担任までご連絡ください。

● また年長児でもお昼寝を希望される方は担任までご相談ください。個別に対応させていただきます。年少児は体力的に大変なのでみんなでお昼寝したいと思います。

4.各クラスの人数が多すぎるのではないか。部屋を増築して欲しい。

● まずは法的な基準からいきますと認定保育所、幼稚園、こども園のすべての基準を満たしていることをご報告いたします。その上で、やはり子どもの数に足して部屋の面積が窮屈であるのは否めないことだと思います。ただ4月中は外に雪が多く残っていて年長児以外は外遊びをさせずにきたのですが、これからは雪も溶け外遊びができる状態になったので、思い切り体を使って外で遊ばせたいと思います。子どもには自然環境が必要です。狭い部屋の中に閉じ込めておくのではなく、広い裏山で四季の変化を全身で感じながら、感性や知性を育んでいくのです。この環境こそが金山町の宝だと思います。

● さらに前庭に間伐材などを使ったかわいい小屋を建てて、ちょうど部屋の内と外の中間的な空間を作れないかと考えています。この空間をお父さん方と協力して、子どもたちの目の前で、子ども達も一緒に手伝いながら、建てることができたら素敵なことだと思います。遊びの空間を親子で作ることそのものが教育につながるのではないでしょうか。ただしこの件は予算がともないますので、理事会、評議員会、そして役員の皆さんとよく相談しながら進めていきたいと思いますので、皆様のご理解とご協力、よろしくお願い申し上げます。

以上、主だったご意見をご紹介しながら、こども園の現状をお伝えしましたが、どうしても言葉足らずなところや表現の仕方によって、誤解や疑問が生じた場合はいつでもご連絡ください。私(井上亘)の携帯番号は090-4049-9933です。ただ唯一のルールは“酔っ払って電話をかけない“ということだけなので、後はいつでも結構です。

一つ一つじっくりと話し合いながら、子ども達にとってかけがえのない乳幼児期を充実したものにするために、共に協力していきましょう。よろしくお願い申し上げます。

2011.5.9 園長 井上亘