理事長あいさつ

社会福祉法人陽だまり
 理事長 岸 三郎兵衞

 平成19年、元金山町長の松田貢氏の命を受け、金山町の幼児教育・保育に関する諮問委員会が立ち上がり、その後、2年間に渡る検討の結果、共に永い歴史を持つ、金山町立金山保育所と学校法人金山学園めばえ幼稚園を統合し、新たに認定こども園として再スタートすることとなりました。
 新しい認定こども園の名前は町民の皆様からの公募により、この地方の方言で「かわいい子ども」を意味する「めごたま」と名付けられました。
 そして、この金山町の大切な「めごたま」のかけがえのない幼児期の教育・保育を担う、認定こども園「めごたま」の事業を運営するために、本法人は設立されたのです。
保育園と幼稚園、児童福祉と幼児教育と申しますと行政的には異なる分野となりますが、我々がお預かりする「めごたま」は同じ金山町に住む大切な宝であることに何ら変わりはありません。
 従って、我々は、全ての「めごたま」に同様で質の高い幼児教育・保育を提供することを目指し、同じ保育・教育内容、同じ保育時間、同じ保育料を設定し、保育園・幼稚園の垣根を越えた運営を行っています。
 初めは今までのやり方に対する固執や変化に対するアレルギーもあるかと思いますが、そのような過去の囚われを乗り越え、本当の意味で「めごたま」の成長に資する施設となるよう、教職員一同、努力してまいる所存です。
 そのためには保護者の皆様、町行政の皆様、地域の皆様をはじめ、多くの皆様方のご理解・ご協力が不可欠です。どうか、「めごたま」の明るい未来のために、共に歩んでいきましょう。何卒、よろしくお願い申し上げます。